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    パッサイにおける謎の動作◆塀)

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      JUGEMテーマ:空手道

       

      【パッサイの例】
      松林流パッサイ
      https://www.youtube.com/watch?v=8M2aKaRnH4o
      親泊のパッサイ
      https://www.youtube.com/watch?v=Y43H37qyUS8


       
      さて、パッサイの続きを書いていきます。


      【―蘰阿瞭虻遏曄嵜歩足を踏み出してからの、交差立ちでの両手添えて受け」
      【第二の動作】「真横を向き、クーサンクー初動のように両手を上げ広げる動き」
      【B荵阿瞭虻遏曄崔翆福⊆蠅諒燭鮠紊妨けた上段貫手の連続」


      前回のブログでは、パッサイの謎の動きの一例として、
      上記の、パッサイにおける序盤の3つの動きを取り上げ、
      それぞれどのような点が不思議なのか書きました。


      「パッサイにおける謎の動作 
      http://hamar-k.jugem.jp/?eid=423


      今回の記事では、その解に関して、自分の考えを書き綴っていきたいと思います。
       

       


      まずは、【―蘰阿瞭虻遏曚らいきます。
      数歩踏み込んでの"受け"。現在の多くの流派では、受けと解釈されていますが、数歩踏み込んでいることから、受け身の技ではなく、攻めの技だと考えられます。

       

      では、何をやっているのか?

       

      そのヒントになりそうな形に、一部の小林流が伝承する「古流パッサイ」という形があります。
      https://www.youtube.com/watch?v=UJzZVQhGlvI

       

      このパッサイ、古流というだけあって、なかなか古い動作を保存しているよな印象を受けます。
      通常のパッサイでは、歩きながらすぐに両手受け?を行いますが、古流パッサイでは、一度両手を上げ下し、そこから両手受け?を行います。
      自分としては、この両手を最初に上げる動作が肝要なのではないか?と思っています。
      今の多くのパッサイでは、この動作が抜け落ちてしまったのではないかと。
      (ただ、新垣師範が「松村が改良したパッサイだ!」と絶賛する祖堅のパッサイ小も、この動作は抜けているんですよねぇ・・。なので、あくまで私個人の見解です。)

       

       

       

      次、【第二の動作】です。
      パッサイのバンザイ動作。首里・泊手には、これと良く似た動作を行うクーサンクーという形が存在します。
      では、クーサンクーのバンザイ動作は、パッサイのバンザイを理解するうえで助けとなるのか?

       

      自分はならないと思います。
      むしろその逆、パッサイ動作をわかりづらくさせた原因が、クーサンクーの存在だと疑っています。

       

      https://www.youtube.com/watch?v=4nQVuSckGkM

      祝嶺のパッサイという型があります。
      この形は、古流パッサイより更に古い印象を受けます。
      (ここまで古くなると、空手というよりは 中国拳法に近いでしょう。)

       

      このパッサイでは、バンザイをする手が一般的なパッサイより位置が随分と低くく、自分の顔の正面に来ます。

      元々のパッサイのバンザイは、この程度のささやかなモノだったと考えます。
      現在のようなバンザイスタイルに変わってしまったのは、なまじ似た動作が身近なクーシャンクーという形に有ったせいで、それに引きずられる形でオーバーアクションになってしまったのでしょう。

       

      そして肝心の技としての機能ですが、これ単体ではまだ技になってはいません。
      これは準備動作のようなものであり、次の動作を合わせて初めて攻撃になります。

       

       


      長くなりましたが、最後に【B荵阿瞭虻遏曚任后
      これを考える上では、再度、古流パッサイがヒントになると思います

      https://www.youtube.com/watch?v=UJzZVQhGlvI

       

      古流パッサイでは、通常のパッサイで行っている貫手の動作が、「掬い取るような動き」になっています。

       

      これが、パッサイにおける正しい動きだと考えます。

       

      なぜ、現在のパッサイと大きく動作が変わってしまったのかというと、
      それは、この動作を攻撃技、貫手だと解釈してしまったからだと思います。

       

      元々、形の動作は琉球王国時代には、名前はなかったとききます。
      それを、伝承の過程で貫手のようにも見えるからといって、これを貫手と解釈した人が居たのでしょう。
      それにより、世代を経るごとに「掬い取る」動作は、ドンドン「貫手」らしい動作に変貌してしまった・・と。

       


      「「形」か「型」か?」
      http://hamar-k.jugem.jp/?eid=408


      以前のブログにも書きましたが、物事は名前を付けられると意味が居着きます。
      名前を付けることには、その存在意義が名称に引きずられて変わってしまう危険性があるんですね。

       

       


      【番外編として】
      今回、新垣師範は、松村の素晴らしさの一つは、パッサイの後交差を前交差に変えたことだと言っています。
      この、前交差のメリットは、ぶつからないことだと自分は考えます。

       

       

       


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        ■プロフィール 沖縄空手道無想会沖縄同好会 ■練習場所 沖縄県沖縄市および那覇市 ■連作先 musokai_okinawaken@yahoo.co.jp
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